インターネットをFeedで埋めていきたい〜サイボウズ

2006/4/4

 サイボウズは4月3日、同社の連結子会社であるブログエンジンの社名をフィードパスに変更し、本格的な業務を開始すると発表した。これに伴い、1月30日に公開したサービス「feedpath」を統合し、今後はフィードパスが事業主体として運営していく。代表取締役社長 CEOには、サイボウズ執行役員の津幡靖久氏が引き続き務める。

 feedpathは、Web上で利用できるRSSリーダーをコアとしたネットサービス。1月30日のサイト開設から約2カ月で4万6000以上のWebサイトに登録され、1日50万件の記事を収集している。現在のユーザー数は数千人程度。

フィードパスの経営陣。左から、取締役 金子陽三氏、取締役 CTO 後藤康成氏、代表取締役社長 CEO 津幡靖久氏、取締役 COO 小川浩氏

 旧ブログエンジンはネットエイジグループが設立し、イントラブログシステム「blogengine」を中心に提供していた。2006年2月にサイボウズが資本参加して連結子会社化し、今回の社名変更に至った。フィードパス社は連結子会社化に伴って、サイボウズが提供していたWeb2.0サービス「feedpath」を事業主体として運営していくことに。これによって、コンシューマ向けに「feedpath」を提供し、企業向けには「blogengine」を引き続き提供していく。

 フィードパスは今回の発表に合わせ、コンシューマ向けのブログツール「Web型Blogエディター」をfeedpathに実装する。実装時期は「ゴールデンウィーク明けを予定」(フィードパス 取締役 COO 小川浩氏)とした。Web型Blogエディターは、Webブラウザ上からブログの記事投稿や管理が可能なアプリケーション。

 あらかじめ、ユーザーが使っているブログのIDとパスワードを登録しておくことで、複数のブログに対して新規投稿や過去記事の編集/削除などが行える。また、2つ以上ブログを持っているユーザーであれば、投稿画面を一元管理できるメリットもある。小林氏は、「feedpath利用者であれば、feedpathで読んだ記事をそのまま引用してブログに投稿することができ、記事引用の多いビジネスブログでは非常に有用な機能ではないだろうか」とfeedpathのメリットを説明した。

 小川氏は、「今年の夏ころにはfeedpathの主要な機能が一通りそろうので、そのころにフィードパスの詳細なビジネスモデルを発表する予定だ。Web型Blogエディターは、APIを公開していただければすべてのブログに対応可能だ。ゆくゆくはインターネットをFeedで満たして埋めていきたい。feedpathは、まずはトラフィックを集めないと収益として成功しにくいため、当面は利用者の増大に努める。まずはサービス開始3年間で100万人の利用を目指し、初年度の売り上げ2億円を目指す」と語り、目標を示した。

(@IT 大津心)

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