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共通ダイアログのショートカット・バーを変更する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ
2003/08/30
 
対象OS
Windows 2000 Professional
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition
Windows Server 2003
Windowsシステムの共通オープン・ファイル・ダイアログには、特定のフォルダへ素早くアクセスするためのショートカット・バーが用意されている。
このショートカットの内容を変更して、よく使う作業フォルダなどを割り当てておくことができる。
ショートカットの内容を変更するには、TweakUIを利用するとよい。
 
解説

 例えばメモ帳でファイルをオープンしたり、保存したりする場合、Windowsシステムが備える次のようなファイル・オープンのためのダイアログ・ボックスが表示される。

ファイルを開くための「共通オープン ファイル ダイアログ」
Windowsシステムが持つ標準的なファイル・オープンのためのダイアログ。どのWindowsアプリケーションでも、このダイアログ、もしくはこれに準じた形状のダイアログを持つことにより、ユーザーに対して一貫した操作性を提供している。
  ショートカット・バー。特定のフォルダなどへ素早くアクセスするためのボタン。全部で5つある。

 これは「共通オープン ファイル ダイアログ」と呼ばれ、Windowsシステムが標準的に備えているものである。そのため、どのアプリケーションを使っても、ほぼこのような形状のダイアログが表示される(ただしアプリケーションによっては、これをベースにカスタマイズしたものが表示されているので、細部が異なることがある)。ファイルのオープン以外にも、ファイルの保存のためのダイアログ・ボックスでもほぼ同様のものが表示される。

 このダイアログの左端には「ショートカット バー」と呼ばれる、特定のフォルダなどへ素早く移動するためのボタンが5つ表示されている(英語版Windowsでは「Places Bar」といい、「場所(places)」を意識した名前が付けられている)。

 これらはデフォルトでは、「最近使ったファイル」「デスクトップ」「マイ ドキュメント」「マイ コンピュータ」「マイ ネットワーク」となっている(Windows 2000では「最近使ったファイル」が「履歴」となっている)。しかしこれらの標準的なフォルダではなく、ユーザー自身がよく使う作業フォルダへのショートカットになっていれば、このダイアログ・ボックスを、より便利に使えるかもしれない。例えば、社内の共通のファイル・サーバである「server01」の「\usr\user01」というフォルダにしておけば、サーバ上の自分のホーム・ディレクトリへ素早くアクセスすることができるだろう。

 ショートカット・バーの内容を簡単に変更するためのツールやGUI設定画面は、標準のWindowsには用意されていないが、以下で述べるような方法を使えば、これらの内容をカスタマイズすることができる。ここでは、そのための方法について解説しよう。

 ただし、「共通オープン ファイル ダイアログ」ではなく、カスタマイズされたオープン・ダイアログの場合は(例:Officeなどが利用しているオープン・ダイアログ)、これらの変更は反映されない。Officeのオープン・ダイアログのカスタマイズ方法については、次のTIPSを参照していただきたい。


操作方法

 ショートカット・バーの内容は、最終的には、HKEY_CURRENT_USERの「Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\comdlg32」というレジストリ・キーの内容を参照して決定される。この値を操作するためのGUIツールは特に用意されていないが、TweakUIツールやグループ・ポリシー・オブジェクト・エディタなどを使えば変更することができる。

TweakUIを使ってカスタマイズする

 TweakUIは、Windowsシステム内部にある各種のパラメータなどを設定するためのツールである。このツールの詳細については、「TIPS―PowerToys for Windows XPを活用する(Windows XPの場合)」もしくは「TIPS―Tweak UIを使ってWindows 2000をカスタマイズする(Windows 2000の場合)」を参照していただきたい(Windows 2000とWindows XPでは、TweakUIツールの入手方法や起動方法が異なるので注意。Windows 2000の場合はコントロール・パネルから起動する)。

 Windows XP用のTweakUI(TweakUI for Windows XP)において、左側のツリーで[Common Dialogs]を選択すると、右側にショートカット・バーをカスタマイズするためのフィールドが表示される。Windows 2000用のTweakUIでは、[Open]タブを選択すると、やはり同じ画面が表示される。

TweakUIによるショートカット・バーのカスタマイズ
TweakUIを使うと、共通ダイアログのショートカット・バー部分をカスタマイズすることができる。これはWindows XP用のTweakUIの例。Windows 2000用のTweakUIの場合は、[Open]タブを選択すると、このような画面が表示される。
  ショートカット・バーをカスタマイズするには、これを選択する。
  最上部にある[戻る]ボタンを有効にするための設定。
  最近利用したファイルをドロップダウン・リストで表示する機能を無効にするための設定。
  デフォルトのショートカット・バーを表示させるためには、これを選択する。
  ショートカット・バーを表示させない(Windows NTの共通ダイアログと同じ状態)ためには、これを選択する。
  ショートカット・バーの内容をカスタマイズするためには、これを選択する。
  ショートカット・バーに表示させたいフォルダをドロップダウン・リストから選択するか、手動でフォルダへのパスを入力する。ショートカット・バーには最大で5つのショートカットをおくことができる。ローカルのドライブやUNCによるネットワーク・フォルダを指定できる。
  デフォルトの選択肢。

 以上の変更を行うと、表示されるオープン・ダイアログは、次のように変更されているはずだ。

変更されたショートカット・バー
ショートカット・バーの最後の2つを変更している。
  変更されたショートカット。自分のよく使うフォルダを割り当てている。

グループポリシー・エディタを利用する方法

 Windows XPやWindows Server 2003のグループ・ポリシー・オブジェクト・エディタを利用しても、やはりショートカット・バーの内容をカスタマイズすることができる。グループ・ポリシー・オブジェクトのエディタを起動して(「start gpedit.msc」トいうコマンドを実行する)、左側のツリーから[ユーザーの構成]−[管理用テンプレート]−[Windowsコンポーネント]−[エクスプローラ]−[共通オープン ファイル ダイアログ]を選択する。

 以上の項目を選択すると、右側ペインに[ショートカット バーに表示されている項目]という項目が表示されるので(Windows 2000の場合は表示されないので、カスタマイズできない)、ここに表示させたいショートカットの内容を書き込めばよい。End of Article

「Windows TIPS」

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