実験

Ultra DMA/66の性能を徹底検証

デジタルアドバンテージ
2000/07/06

 ドッグイヤーといわれるPCの世界でも、新しいインターフェイスの規格が発表されてから、実際に製品が普及するには数年(感覚的には2年程度)はかかるのが一般的だ。しかし、ことIDEインターフェイスについては、互換性を維持しながら高速化が行われていることもあり、新しい規格が発表されると急速に対応製品が出荷され、1年もしない間に普及してしまう。そのうえ、規格の更新テンポは速く、1997年にUltra DMA/33、1999年にUltra DMA/66、2000年にUltra DMA/100と矢継ぎ早に発表されている。2000年6月5日に発表されたUltra DMA/100も、すでにIntelが対応チップセットを発表しており、ハードディスク ベンダ各社も対応ディスクを2000年7月から順次出荷する予定だ。1年もしないうちに、新規に販売されるPCとハードディスクのほとんどがUltra DMA/100対応となるだろう。

 こうしたIDEインターフェイス規格の矢継ぎ早な更新の拝啓には、留まるところを知らないハードディスクの高速化があると言われている。しかし実感として、インターフェイスが変わったことによって、ハードディスクが高速化されたという印象を受けることはほとんどない。

 そのため、以下のような疑問がわいてくる。

  • 本当にハードディスクはIDEインターフェイスがボトルネックになるほど高速化しているのだろうか?
  • Ultra DMA/66対応ハードディスクの機種による性能の違いはあるのだろうか?
  • ユーザーとしては、その高速化の恩恵に預かるにはどうしたらよいのだろうか?
  • Ultra DMA/66に対応していないPCでは、新規にIDEインターフェイス カードを追加すると性能が向上するのだろうか?

 そこで、ここではすでに製品が豊富に普及しているUltra DMA/66を取り上げ、Ultra DMA/66の性能を徹底的に検証し、こうした疑問にお答えする。Ultra DMA/66を知ることで、ハードディスクをアップグレードする際の指針にもなるだろう。

   
     

 INDEX
[実験]Ultra DMA/66の性能を徹底検証
  1. Ultra DMA/66、Ultra DMA/100登場の背景
  2. 実験前の下準備
    2-1. 機材を揃える
    2-2. 設定の確認
    2-3. デバイス ドライバを設定する
  3. Ultra DMA/66の実力を測る
    3-1. ハードディスク間の比較
    3-2. 転送モード間の比較
       コラム Windows 2000における転送モード間の比較
    3-3. IDEコントローラ間の比較
       コラム Windows 2000におけるIDEコントローラ間の比較
    3-4. Windows 98標準ドライバとベンダ製ドライバとの性能比較
    3-5. アプリケーション ベンチマーク テストで性能差は現れるのか?
  4. Ultra DMA/66は必要なのか?
 
「PC Insiderの実験」

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