Windows 7の前評判は高く、安定性や互換性の面でも評価がよいようだ。そのため、1〜2年前に購入したWindows Vistaマシンやネットブック(Windows XP Home Edition)を、Windows 7にアップグレードしたいというユーザーも多いのではないだろうか。しかし現在使用しているハードウェアやソフトウェアなどがそのままWindows 7でも使えるのか大いに気になるところだ。
また正式版がリリースされた場合、既存環境(Windows XP SP2/SP3、Windows Vista)上でWindows 7のインストールCDからインストーラを起動し、表示されたインストール・ウィザードの最初の画面で[互換性をオンラインで確認する]を選択すると、Windows 7 Upgrade Advisorがダウンロード可能になる予定だ。
Windows 7のインストーラの初期画面
Windows 7 Upgrade Advisorの正式版がリリースされた後は、この画面の[互換性をオンラインで確認する]()をクリックすると、Windows 7 Upgrade Advisorがダウンロード可能になる予定だ。
Windows 7 Upgrade Advisorを起動し、最初の画面で[Start check]ボタンをクリックすると、コンピュータのスキャンが行われる。コンピュータの性能などにより、数分から10分程度の時間がかかる。スキャンが完了すると、Windows 7をインストールする際に障害となる点が表示される。
Windows 7 Upgrade Advisorの初期画面
Windows 7 Upgrade Advisorを起動した際に表示される画面。個人情報などについての注意書きが表示される。
[Start check]ボタンをクリックすると、コンピュータのスキャンが実行される。
Windows 7 Upgrade Advisorのスキャン結果例
上の画面は、少し古いWindows XP SP3マシンで実行した例。下の画面は、Windows Vistaリリース当初に購入した富士通製のノートPCで実行した例。黄色の三角に「!」のアイコンが付いた項目が問題のあるもの。Windows XP SP3マシンでは、RAM(メモリ)やハードディスクの空き容量のほか、ユーティリティ類に互換性の注意が表示された。一方、Windows Vistaマシンではハードディスクの空き容量や富士通製のデバイス・ドライバに注意が表示された程度である。この結果、Windows Vistaマシンならば容易にアップグレードできるが、Windows XP SP3マシンでは障害が発生する可能性が高いことが分かる。