Services for UNIX(SFU)は、WindowsシステムとUNIXシステムとの相互運用性を高めるためのシステムであり、無償で提供されている。
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SFUを導入することにより、UNIXのアプリケーションをWindows OSへ移植しやすくなる。
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UNIXシステムとNFSやNISを共有して、相互運用性を高めることができる。
解説
【2011/02/04追記】SFUはWindows 2000、Windows XP、Windows Server 2003向けのシステムです。Windows Vista/Windows Server 2008以降のWindows OS向けである後継のSUAについてはTIPS「UNIX互換環境を実現するSUAを利用する」を参照してください。
Windows OS上で、UNIXやLinux互換環境を実現するためのシステムとして、マイクロソフトは「Microsoft Windows Services for UNIX(以下SFUと略記)」というソフトウェア製品を提供している。従来はOSとは別の有償製品としてパッケージ販売されていたSFUであるが、UNIX/Linuxアプリケーションの移行やシステムの相互運用性を高めるため、最新のバージョン3.5では無償で提供されるようになった。
SFUに関する詳しい説明は別稿の製品レビュー「Microsoft Windows Services for UNIX 3.0日本語版」および「Windows Services for UNIX 2.0」に譲るが、簡単に述べると、Windows OS上にUNIX互換のサブシステム環境(Interixサブシステム)を実現し、UNIX向けのプログラムを再コンパイルするだけで実行可能にするためのシステムである。システム・コールのレベルでUNIX環境を実現することにより、ユーティリティやアプリケーションだけでなく、APIレベルでもUNIX/Linux環境との高い互換性を実現している。
インストール・プログラムを起動すると、システム構成に応じてインストール・オプションが適宜選択される。例えばサーバOSへインストールする場合は、自動的にNFSサーバ・サービスもインストールされるが、インストールする機能をすべて手動で選択することも可能である。クライアントOSなら、デフォルトではドキュメントと基本ユーティリティが選択されているが、ソフトウェアの開発を行うのなら、[Interix GNU SDK]などを選択することにより、GNUプロジェクトのCコンパイラ(gcc)などが選択され、インストールされる。必要ならば、また後でコンポーネントを追加・削除することもできる。
SFUのより詳細な使い方やプログラム開発の例などについては、前掲の「Microsoft Windows Services for UNIX 3.0日本語版」などの記事を参照していただきたい。Windows OSの上にUNIXシステムを再現しているため、例えばルート・フォルダの扱いが特殊になっているなど(SFUの/dev/fs/CがWindowsのC:\になる)、通常のUNIXとは勝手が異なる部分があるので、注意する必要がある。