Windows TIPS
[System Environment]
従来のOSで新しいJIS2004フォントを利用する
→ 解説をスキップして操作方法を読む
デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2007/05/11
対象OS
Windows XP
Windows Server 2003
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Windows VistaではJIS X 0213:2004規格に基づいた新しい日本語文字コードが採用されている。
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JIS2004では従来の文字コードとは一部変更されているので、Vistaで作成された文書と以前のOSで作成された文書では字体が異なるなどの不整合が生じる可能性がある。
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これを避けるにはVistaのフォントを従来のOSにインストールするか、逆に、従来のフォントをVistaにインストールして、文字コードを揃えればよい。
Windows Vistaでは、新しくJISで制定された日本語文字コード「JIS X 0213:2004(以下JIS2004)」に対応したフォントを使用している。フォントの名称はいままでのMS明朝やMSゴシックと同じだが(新しく「メイリオ」というフォントも用意されている)、使用する文字コード(および一部文字の字体)が従来のものではなく、JIS2004に基づいている。詳しくは以下の記事などを参照していただきたい。
従来のJIS X 0208と異なり、JIS2004では文字コードや字体が一部変更されているため、従来のWindows OS(Windows Vistaよりも前のOS)で作成した文書と、Windows Vistaで作成した文書では、互換性が損なわれることがある。1つの組織内で両方をWindows OSを混在させて利用している場合や、異なるWindows OSのユーザーへ文書を送る場合は、この点に注意しなければならない。具体的には、問題のある文字(2つの規格間で互換性のない文字、もしくは変更された字体の文字)の使用を避けるか、必要ならば受け取った文書中の文字を変更するといった措置が必要となる。
しかし別の解決方法として、JIS2004フォントを従来のWindows OSにインストールするか、逆に従来のJIS X 0208のフォントをWindows Vistaにインストールし、使用する文字コードを揃えるという方法がある。
本TIPSでは、新しいJIS2004フォントを、Windows XPおよびWindows Server 2003システムにインストールしたり、アンインストール方法について説明する。
JIS2004フォントのインストール
Windows XPおよびWindows Server 2003システム向けのJIS2004フォントは、以下の場所からダウンロードできる。
このページの「インストールおよびアンインストール方法」のところに、JIS2004ストール・パッケージへのリンクがあるので、それをクリックしてファイルをダウンロードし、ダブルクリックして実行、インストールする。
Windows UpdateやMicrosoft Updateを利用している場合は、追加のソフトウェアの1つとして表示されるので、これを選択してインストールしてもよい。
JIS2004フォント・パッケージのインストール
Windows XPやWindows Server 2003向けのJIS2004 MSゴシック、MS明朝フォントはWindows UpdateやMicrosoft Updateでも配布されている。
追加のソフトウェアの1つとしてJIS2004フォントが配布されている。
これをオンにするとインストールされる。インストール後は再起動が必要。
これをクリックすると、JIS2004フォントの解説ページが表示される。
インストールされたJIS2004フォント
上記のフォントをインストールすると、元からあった「MS ゴシック」「MS Pゴシック」「MS UI Gothic」「MS 明朝」「MS P 明朝」の各が置き換えられる。通常の用途ではあまり問題はないだろうが、例えば小さいサイズで表示させたときのフォントの形が異なるので(9ポイント表示時の「2」のフォントの形が少し違う)、違和感があるかもしれない。
Windows XPのオリジナル・フォントの例
JIS2004フォントをインストールしたWindows XPの例
JIS2004におけるフォントの例(2倍に拡大している)
JIS2004をインストールすると、例えば9ポイントのサイズで表示した「2」という字の形が少し異なって見える(赤い下線部分)。Internet Explorerのアドレス・バーではこのサイズのフォントが使われている。
これ以外にも、前述のドキュメントなどで言及されている文字の形(字体)が異なっているので注意する。もともとこれらは異体字や略字だったりするので、たいていの場合はあまり問題にはならないだろうが、人名や地名などで利用している場合は十分注意する。またMSゴシックやMS明朝、MS UI Gothic以外のフォントは置き換わらないので、利用する書体によっては、1つの文書中でもJIS X 0208とJIS2004が混在することになる。これが問題になるようならば、JIS2004フォントをアンインストールする。
JIS2004フォントのアンインストール
JIS2004フォントをアンインストールするには、[コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]を起動する。そして一番上にある[更新プログラムの表示]のチェック・ボックスをオンにする。するとインストールしたJIS2004フォント・パッケージが表示されるので、[削除]ボタンをクリックすれば、アンインストールできる。
JIS2004フォントのアンインストール
JIS2004フォントのパッケージは「更新プログラム」カテゴリに属するので、[プログラムの追加と削除]を起動しただけでは表示されない。
これをオンにする。
これがインストールされたJIS2004フォント・パッケージ。[MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント (KB927489)]というエントリをクリックして選択する。
これをクリックすると削除される。
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