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Webサービス (Web Service)

【ウェブ・サービス】

別名
XML Webサービス (XML Web Service) 【エックス・エム・エル・ウェブ・サービス】

最終更新日: 2003/01/08

 インターネット標準の各種Webプロトコルを利用してアクセス可能なプログラマブルなアプリケーション・コンポーネント。文書の構造化機能と実用性の両面を追求して開発されたマークアップ言語のXML(eXtensible Markup Language)のテクノロジを外部とのインターフェイスとして全面的に採用し、人間を介することなくWebサービスが他のWebサービスとやり取りすることを可能にした。つまりWebサービスにより、インターネットをベースとする分散コンポーネント環境が実現される。Microsoftは、当初は単なる「Webサービス」と呼んでいたが、Webを利用した通常の情報サービスと明確に区別できるように、途中から「XML Webサービス」の呼称で統一している。

 Webサービスでは、XML形式でデータ交換を行い、データ・アクセス・プロトコルとしてはSOAP(ソープ。Simple Object Access Protocol)を使用する。このSOAPは、米Microsoft社と米Userland Software社などが中心となって開発した通信プロトコル規格であり、下位プロトコルとしてHTTPなどを使用し、簡単なXMLベースのメッセージをやり取りすることで、RPC(Remote Procedure Call)のようにリモート・マシン上のサービス・ルーチンを呼び出したり、オブジェクト(データ)にアクセスしたりできるようにする。

 このほか、ネットワーク上に存在するWebサービスの機能を調べたり、Webサービス呼び出しに必要なパラメータを調査したりするために、いくつかの標準プロトコルが策定されている。例えばWSDL(Web Service Description Language)は、Webサービスの開発者(あるいは開発ツール)が、作成したWebサービスのインターフェイスを記述するための言語仕様である。このWSDLも、実体はXMLで定義されたマークアップ言語だ。またWebサービスに関する情報を広く公開し、それらが提供する機能などを検索する目的でUDDIが考案された。このUDDIにより、Webサービスは、自分が必要とする機能を提供してくれる未知のWebサービスを広くインターネットから検索し、それを呼び出せるようになる。

Webサービスのしくみを利用した次世代の情報サービス
Webサービスのしくみを利用した次世代の情報サービス
WebサイトやWebクライアントが新しいSOAP/XMLインターフェイスを備えることで、人間の手を借りることなくソフトウェア同士が会話をする分散オブジェクト環境を構築できる。既存のHTTP/HTMLインターフェイスを残せば、既存のWebブラウザでサービスを受けることは可能。しかしWebクライアント自身もSOAP/XMLインターフェイスに対応することで、次世代のアプリケーションを実現できるようになる。

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